マニット

好きな歌詞をただただ訳すだけの人

記事訳:[ブラインドインタビュー]「私は夜にさらに輝く女なんです」

元記事[블라인드 인터뷰] “저는 밤에 더 빛나는 여자랍니다” :: 네이버 TV연예





「ブラインドインタビュー」

待望の二人目の主人公は、いつの間にかデビュー7年目を迎えたアイドルです。仮面を被ってても目を引くでしょう?絶好調の美貌で多くの男性たちをときめかせています。

顔が可愛いだけではありません。歌、ダンス、司会...できないことの無い、芸達者です。今年は活動のエリアを広げて様々な挑戦をしています。からだは小柄ですが挑戦を恐れない、しっかりした女性です。

「私は、夜になると世界を照らす女なんです~」と誘惑的なコメントを飛ばした本日の主人公は一体誰でしょう?ジャジャン!ムービーで見てみましょうか。




ヒントキーワード : #数学 #黄金 #イナズママン #ダイエット


私がマイクを持った理由は…



なんだか見たことのある姿ですって?黄金…黄金ロッ…あっ、ここまで!



今度はリップスティックを持ってみました。ビューティーも私と密接した分野なんです。もうお分かりですよね?



見えるようで見えないような…三日月ミラーに隠れた私は誰でしょう?!





ドキドキドキドキ ♬

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ジャン!脱ぐと思った?



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ドキドキドキドキ2222 ♬♬


夜を照らす「月」の正体は、f(x)のメインボーカル、ルナでした♪ 皆さん分かりましたか?











Q. 海外でのスケジュールを終えて少し前に帰ってきたと聞きました。疲れていませんか? 

A. はい。ベトナムに行ってきました。3時間前に帰国したんですよ。私は大丈夫です。丈夫なので。ハハ。




Q. ルナの名前で初のソロアルバムを出しましたね。

A. f(x)は洗練されたイメージとデジタル音楽でよく知られたグループじゃないですか。f(x)のメインボーカルを担当している私が、グループのイメージとは違うカラーの音楽をやってみたらどうだろうかとたくさん悩みました。結果的にはf(x)のカラーをもう少し活かすことに焦点を合わせました。f(x)のスタイルを維持しながらも私の長所を少し足したような感じです。




Q. なら、完全にルナのカラーというよりは「f(x)の音楽の延長線」なんですか?

A. 私のカラーでもありますね。f(x)では、ドラマティックな高音パートをお見せすることができませんでした。ただの高音だけを担当しましたから。今回のアルバムを通して、EDMジャンルの持つ限界を克服しようと思いました。EDMといっても、機械音ばかりではなく韓国語でも十分に解釈が可能だし、またその中で洗練されてドラマティックな感じを活かすことができるということを見せようとしましたね。




Q. 曲を選ぶ過程でもたくさん悩んだのでしょうね。

A. 私だけのアルバムなので、作る過程で私がどの程度の音楽性を持っているのかをテストしました。様々なジャンルの音楽をレコーディングしましたね。その中で、大衆に一番近づいてコミュニケーションがとれる曲を選びました。タイトル曲「Free Somebody」は (一般的なEDM曲に比べて)歌詞が多い方なんです。EDMらしいけれど、同時に大衆に近い曲を作ろうとしました。個人的には、まだまだ大衆的になるのは難しいと判断しているけれど、最大限大衆性のある曲になったと思っています。 





Q. 領域の拡大と実験精神が光るアルバムなんですね。

A. EDMジャンルの曲は韓国語を乗せるのが本当に難しいんです。韓国語はストーリーテリングが可能でなければなりませんから。でもf(x)の曲は歌詞が続かずにポイントになる単語で記憶に残るために「f(x)の曲は難解だ」という見解が多かったんですよ。EDMの曲では歌詞をたくさん乗せられないので、内容が続かないんです。どうすればEDMとポップダンス曲をやりながら韓国語の歌詞をうまく付けることができるか悩みました。





Q. 今回のアルバムについて、自分では何点だと思いますか?

A. 始まったばかりなので、あまり低い点数はつけたくないです。満足しているアルバムなので、80点をあげたいです。特にタイトル曲に感謝しています。自分に似合う曲に出会うのは難しいことですが、人生で一番幸せな気持ちでレコーディングした曲です。自分が至らなかった部分も、曲が勝手に埋めてくれました。これからはこんな音域の曲をやってみても良いなと思えたくらい、大好きな曲です。




「自分の27歳が楽しみです。一番綺麗な年頃だと思います」










Q. ソロアルバムの他にも、活動の領域を多様に広げています。初の映画「イナズママン」についてもお聞きしたいです。

A. あら(笑)





Q. ミュージカルと違って、映画は少し意外でした。以前ドラマに出演されたこともありましたが、「SMのボーカルライン」に集中するのかと思っていました。

A. 私がミュージカルを選んだ理由は、演技と歌、そしてダンスをすべて学べるジャンルだと思ったからです。ステージで大げさな演技をしなければいけないかもしれないけれど、最近は本当にドラマティックでリアリズムなミュージカル演劇作品も多いんです。お芝居をしながら、舞台演技に加えてドラマ・映画的な演技も学びました。そのおかげで本当に多くの経験をしましたね。私はひとつのジャンルに限られた活動をしたくないんです。どんな作品でも、やりながら学べることがあります。まだ若いじゃないですか。歳をとっても様々なジャンルに挑戦するつもりです。もともと好奇心も豊富ですし、新しいことはすべて楽しいんです。





Q. 演技は楽しいですか?

A. はい。演劇映画学科に在学中なので、演劇の演技もやっています。特に古典演劇が好きです。伝統的な演技もたくさんやりたいです。だけどまだ時代劇は難しいんです。同じ学年のジン・セヨンが時代劇をやっているんですが、「現代劇とは全然違う」と言っていました。私はヒロインよりもカラーのある役割を任されてみたいです。はじけていたり、カリスマがあるキャラクター。悪役も良いですね。





Q. MCはどうですか?美容番組にも出演していますよね。

A. 向いていると思います。もともと声も大きい方ですし、誰かを紹介したり仕切ったりすることに照れが無いんです。小さい時からリーダーの役割をする方でした。だから性に合ってはいるんですが、年々ぶち当たっている気がします。





Q. どんなことにぶち当たっているのですか?

A. MCをすると、他の感情に集中するのが難しくなります。イ・ハニオンニも「お芝居しながらMCをしに来ると、自分が誰なのか分からなくなる時がある」と言っていました。お芝居をする時にはキャラクターに浸からなければいけませんから。心配にはなるけれど、まだミュージカルの他にはお芝居をしていないので難しさはありません。かえってたくさん学んでいます。





Q. 以前から美容に興味があったのですか?

A. はい。すごくありました。セルフメイクアップも好きですし。普段も祝歌を歌いにあちこち行きますが、その時もメイクをひとりでやります。それに、女性芸能人じゃないですか。新しい商品が出たら一番先に知らなきゃいけないし、使わなきゃいけないと思っています。スタイルの管理も徹底してしなければいけませんし。私はダイエットを本当に長い間してきたので、秘訣もたくさんあります。





Q. ルナさんはメイクする時どの部分に一番気を使っていますか?

A. 断然ベーストーンです。一番重要です。ベーストーンを肌に合うようにメイクするのが難しいんです。肌のちょうどいいところを探さなきゃいけないと思っています。だからメイクさんとトーンアップ・トーンダウンについて毎日毎日話しています。特別に気を使っているのは目元です。小さい頃から練習生生活をしてきたので、睡眠がとれなくて肌の疲労度が高いんです。目元を明るくできるメイクを心がけています。コンシーラーもいろいろ使ってみましたし。





Q. インナービューティーも流行りじゃないですか。ルナさんは健康美のシンボルでもありますよね。

A. そうですね。健康のアイコンですね。馬のようなも太もももありますし。ダイエットは粘り強くしなければならないと思います。本当に様々な食事を試してみました。朝に暴食して昼と夜は諦める食事もしてみましたし。全く食べなかったこともありますし、ワンフードダイエットもしてみましたよ。全部やってみると、自分が好きな食事を続けることが一番良かったんです。





Q. ダイエット刺激写真や言葉はありますか?

A. 私はいつも自分の写真を見ます。自分の写真を撮りながらモニタリングをするんです。少しでも太ったらすぐにダイエットスタートです。粘り強い管理が重要なんです。





「『初めての親知らず』のパフォーマンスが一番好きです。音楽的にも満足度が高いです。メンバー達のカラーがうまく表現された曲ですね。ときめく21歳らしい曲というか」








Q. 24歳でデビュー7年目です。社会に出たばかりの友人達とは違って、ルナさんは成し遂げたことも多いです。これからの道はどのように計画していますか? 

A. 大学の同期達からアドバイスをたくさん貰います。最近デビューした友達も多いですし、子役出身の友達もいますね。これからどんな仕事をするかより、どんなアーティストになるのかということをたくさん悩みます。そして自分は幸せなのか、今の人生に満足しているのか、ベストを尽くしているのかを毎日自分自身に問いかけているんです。質問を投げかけながら、立ち止まらないようにしようとしています。マーサ・スチュワートロールモデルなんですが、金属工芸も習いたいし料理も習いたいです。





Q. 幸せについての質問には、どんな答えを出したのですか?

A. とーってもありがたくて幸せです。もちろん毎日幸せではいられないだろうけど、自分が自分にこんな質問をすることができることに感謝しています。事務所に入ってから10年でソロアルバムを出すという幸せをもらえるとは思っていませんでした。たくさんの方が私の才能を知ってくださって「覆面歌王」の時とは違う私を知ってくれたということじゃないですか。こんなジャンルに挑戦してみることができたということだけでも有り難いです。別に作曲もやり始めています。





Q. 確かに、「覆面歌王」を起点として再びスポットを浴びた部分が大きいです。

A. そうですね。「覆面歌王」のおかげで「ルナはバラードを歌える子なんだな」「ルナの声は良いな」と知って下さいました。私の多くをお見せすることのできるチャンスでした。覆面歌王に出演していた時間は忘れられないと思います。





Q. f(x)の話をしてみましょうか。最近、解散を心配するファン達を安心させるコメントをSNSに公開したことが印象的でした。





A. ファン達に対しては、当然そうしなければいけないと思っています。何しろメンバー達が中国での活動を主にしていたので、そのような誤解が生まれるのかもしれません。そのコメントも、メンバー達と相談したうえで載せたものなんです。「あえて言わなければならないのか。私達は解散するつもりもないのに」と言ったメンバーもいました。だけどSNSは個人の空間だから、ここで一度くらいは言わなきゃいけないんじゃないかと思ったんです。





Q. メンバー同士、頻繁に連絡は取っていますか?

A.本当にたくさんしています。有り難いですね。幼い頃はケンカもしましたが、今では皆大人になって、お互いを大事にしているし応援しています。つらい時にそばにいてくれる人が一番だって言うじゃないですか。だけど私は幸せな時にもつらい時にもいつもメンバー達がいてくれたと思っています。今回のアルバムもメンバー達が誰よりも積極的に宣伝してくれました。





Q. f(x)はいつでも先を行くグループでいなければならないというのは、気持ちのいいプレッシャーでしょうね。

A. そうですね。遅れを取らず、立ち止まらないこと。それより良い目標は無いでしょう。他のメンバー達も音楽的な部分に対する欲求が強いんです。互いに好きなスタイルが違っているから、その接点を探すのは難しいです。だけど「私達はさらに洗練されていなければ」という共通の目標があるので、互いの欲求が和らぐんです。グループを優先的に考えているから。そうするとうまくハーモニーが合うし、皆が満足する音楽がうまれるんだと思います。





Q. f(x)、歌手、MC、女優など、ルナという人を修飾する単語がとても多いです。どんな修飾語が気に入っていますか?

A. 私の前にひとつの修飾語がくっつくのは嫌なんです。いつも挑戦するルナになりたいです。ルナを思い出す時に、定型化されずいつもいろんな挑戦をすることのできる人だと思ってくれると嬉しいです。「一緒に何かをやってみたい」アーティストになりたいです。ダンスでも歌でも、様々な顔とカラーを持ったアーティスト。





Q. グループ名そのままに、本当にf(ルナ)ですね。最後に、ブラインドインタビューを終えた感想を一言お願いします。

A. インタビューを通して、自分の辞典を書いた気分です。話をしながら自分を知ることができました。私の音楽生活をもう一度振り返ることのできる、意義のあるインタビューがもっと増えるといいですね。