ユニークガールズグループf(x) ルナ・アンバーの本音をのぞき見(インタビュー)
悩みのない人はいない。ひとりで隠す人、そして誰かと一緒に分け合う人。それぞれの方法で悩みを解消する。ガールズグループ f(x)がデビューしてからいつの間にか6年。10代の少女から、いつしか20代の淑女になった。最も感受性の鋭い時期、彼女達も、誰もが経験する成長痛を経験した。 アンバーとルナはお互いの悩みを分け合うやり方を選んだ。あえて正解を探すものではなかった。「あなたならどうする？」各自が考える解決策を提示するだけ。悩みを分け合う二人はさらに強くなった。アンバーとルナはこれを「女性達の友情」と定義した。ファッションマガジン、THE STAR10月号のグラビア撮影現場で彼女達に出会った。
▶ルナさんは何日か前からミュージカル「インザハイツ」が始まりましたね。
ルナ=はい。ワシントンハイツハーレムで生きる移民者達の物語です。ラップ、ダンス、ヒップホップの要素が多く付け加えられたミュージカルです。ラップで表現できることって多いんですね。セリフも一般のミュージカルの3倍にもなります。
アンバー=私はまだ見ていません。必ず見に行きますよ。でも見る必要はないんです。練習しているのをあまりにもたくさん見たんですよ。車にあるCDもミュージカルのCDです。私が台本の練習も一緒にしてあげました。もう全部見たような気分です。
▶ どんな方々が見ると良いと思いますか？
ルナ=秋夕に、家族と一緒に見るのをお勧めします。大人達には少しうるさいかもしれません。でも若い人達には人生のターニングポイントになるのではないかと思います。
▶ f(x)の話をします。少し前にデビュー6周年を迎えました。始めデビューした時は10代でしたが、今は20代になりました。何が変わりましたか？
ルナ=余裕ができました。あの時は目標がひとつだったし、一点だけを見つめていましたから。1位になって、f(x)を有名にすることだけに集中していました。今はお互いが各自の目標をもって世界を大きく見ています。これからは時間に追われることはありません。
アンバー=あ、私も余裕って言いたかったのに！なら私は責任！成人して責任を持たないといけないことが増えました。保険、税金、病院費、そういう管理することが多いです。今では家の契約書を私が書きます。通帳には私の名前があります。だんだんとこういうことを一人で independent(独立的に)していることが嬉しいですね。
▶ デビュー6周年記念日には何をしましたか？
ルナ=ミュージカル「インザハイツ」の初日でした。舞台が終わって「6周年なのに、なにも無いんだな」と思ってたんですが、メンバー達がサプライズ訪問したんです。私に連絡ひとつ無しに。ビクトリアオンニは海外のスケジュールを終え空港に着いてからそのまま来たらしいです。
アンバー=ルナはよく騙されます。というか、これ何年もやってるのにずっと騙されてるよ！
▶ f(x)の音楽は特色があり中毒性が強いことで有名ですよね。お二人も初めて聞いた時、「何だ？」と思った曲はありますか？
アンバー、ルナ=ぜんぶです！
アンバー=今では慣れました。数日前にも新しいデモ曲を貰いました。ルナが「アンバーオンニ、この曲なに？どうしよう、変なの」と言ってかなり嫌がってました。でも私はそんなに悪くなかったんです。そしたら録音してすぐに「オンニ、この曲すごく良い！今までの曲の中で1番好き！」って言ってました。この気まぐれ！
ルナ=それがまさに今回の正規4thアルバムです。私が1番好きな曲です！(笑)
▶ 今回の活動で、1位ではなくf(x)が叶えたいことがあるとしたら？
ルナ=どっちにしろ全ての人に愛されることはできないじゃないですか。私達の音楽を好んでくれる人達には良い音楽を聞かせたいです。だから今回のアルバムには「私達はひとつだ」というメッセージを多く込めました。
アンバー=f(x)が才能にあふれ、多様な魅力のあるグループになればと思います。独特なものだけでなく、カメレオンのように多様な色のあるグループ。 ルナはミュージカルをして、クリスタルはドラマの撮影、ビクトリアは映画、私は作曲と音楽の作業をします。全員が集まった時、f(x)そしてまた各自が個人的に能力のある人になれればと思います。
▶ 10年後は何をしていると思いますか？
アンバー=f(x)をやっているんじゃないですか？でもダンスはできない気がします。
ルナ=オンニ、私達は歳取ってまでダンスはしないでおこう。でもその時になったらf(x)の音楽もかなり変わってそう。楽器ひとつ担当して静かな音楽をするのはどう？(笑)
